365日、中国・台湾ドラマを楽しみたいっ

主に、定期的に明星さんのお誕生日をご紹介して、お祝いの気持ちと、ドラマから元気をいただいたお礼の気持ちを表していきたいと思っています。

気になるドラマの中の言葉 -曹操『短歌行』-

三国志 Secret of Three Kingdoms(以下、三国機密)47回では、曹操の『短歌行』が出てきました。

 

曹操は、”治世の能臣、乱世の奸雄”といわれ、武将であり、政治家でもありましたが、文才もあり、彼の時代を代表する詩人のひとりですよね。

 

今回は、その『短歌行』をご紹介します。

 

三国機密の中で引用されたのは以下の読み下しがある部分でした。

 

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對酒當歌 人生幾何
譬如朝露 去日苦多
慨當以慷 幽思難忘
何以解憂 惟有杜康

 

酒に対して当に歌うべし 人生幾何ぞ
譬えば朝露の如し 去る日は苦だ多し
概して当に以て慷すべし 憂思忘れ難し
何を以て憂いを解かん 唯だ杜康有るのみ

 

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青青子衿 悠悠我心
但爲君故 沈吟至今

 

青青たる子が衿 悠悠たる我が心
但だ君が為の故に 沈吟して今に至る

 

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幼幼鹿鳴 食野之苹 
我有嘉賓 鼓瑟吹笙

明明如月 何時可採
憂從中來 不可断絶
越陌度阡 枉用相存
契闊談讌 心念舊恩

月明星稀 烏鵲南飛 
繞樹三匝 何枝可依

 

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山不厭高 海不厭深
周公吐哺 天下帰心

 

山は高きを厭わず 海は深きを厭わず
周公は哺を吐きて 天下心を帰す

 

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フルでなかったのは残念な気もしますが、

ちょうど劉平という若い賢者を待っていたとも解釈できそうで

個人的にはちょうどよい感じの割愛のようにも思っています。

 

三国機密では、更に曹操が荀彧の琴の音にのせて吟じるというスペシャルコラボレーション仕立てなのがお気に入りです✨

 

ちなみに、三国志司馬懿 軍師連盟〜では、曹操の最期のエピソードとして剣舞仕立てになっていました。とても感動的なので、機会がありましたら、こちらもぜひチェックしてみてくださいね♪